中国海洋経済「安定的な成長」、1-9月の海洋生産総額は前年比5.6％増＝中国報道

第1-3四半期（1-9月）の中国海洋経済は安定的な成長を示した。同期間の海洋生産総額は前年同期比5.6％増の7兆9000億元（約170兆9000億円）にのぼった。

海洋資源の供給水準が着実に高められた。全国で許可された海域面積は同19.2％増の26.2万ヘクタール、プロジェクト関連投資額は6419億元（約13兆9000億円）に達した。海洋原油生産量は同3.0％増、天然ガス生産量は同17.7％増、海上風力発電の新設発電量は同42.1％増だった。全国海産物生産量は同4.8％の増加となった。

海洋伝統産業の発展傾向は良好となっている。海洋船舶の新規受注量と完工量、手持ち受注量は引き続き世界首位を維持している。海洋交通運輸業は着実に発展し、海洋貨物運送量が同5.7％増、貨物取扱量が同6.2％増だった。海運貿易額は同1.7％増加した。

また、海洋観光業は持続的に回復して付加価値が同7.0％増となった。海洋旅客輸送量は同3.0％増加した。

海洋新興産業の発展は加速した。海洋工事設備の納品量が同13.6％増加、手持ち受注量が同7.0％増加した。