中国自動車工業協会、9月の自動車製品輸出量が前年比9.8％増＝中国報道

中国自動車工業協会がこのほど公開した統計によると、ことし9月の自動車製品の輸出入額は前年同月比0.9％増の248億9000万ドル（約3兆8000億円）にのぼった。うち、輸出が9.8％増の210億3000万ドル（約3兆2000億円）だった。

また、1-9月の自動車製品の輸出入総額は前年同期比1.0％下落の2068億1000万ドル（約31兆7000億円）となった。うち、輸入が32.9％減の342億6000万ドル（約5兆3000億円）、輸出が9.3％増の1725億5000万ドル（約26兆5000億円）だった。

データを見ると、国内の輸入車製品の需要が引き続き減少している。自動車の輸入規模に関しては、2024年の輸入量が70万5000台となって4年連続で減少した。ことし1-9月の自動車輸入量は前年同期より32％も減少しており、今後も引き続き減少するものと見られている。

これに比べ、自動車輸出量は粘り強さを見せている。同協会によると、9月の自動車輸出量は前年同月比21％増の65万2000台だった。また、1-9月は前年同期比14.8％増の495万台に達した。中国の新エネルギー車（NEV）及び産業チェーン関連製品は、国際市場で強力な競争力と発展傾向を維持している。