中国の玩具産業、ことしの小売総額は1000億元を超える見込み＝中国報道

工業情報化部は19日に記者会見を行い、国家玩具安全標準のGB6675「玩具の安全」シリーズの改訂状況を説明した。

説明によると、中国は世界で最も整った玩具産業チェーンが構築されていて、生産技術の先進性、技術労働者の水準の高さが顕著で、世界の消費者に良質な玩具製品を提供できている。

2024年の中国国内市場での玩具の小売総額は978億5000元（約2兆2000億円）に達し、2020年比で25.5％増加した。玩具製品の輸出額は同19.1％増の398億7000万ドル（約6兆3000億円）にのぼった。4割を超える製品が米国、EU市場に輸出された。

関係機関の試算によると、2025年の中国国内市場の玩具小売総額は1000億元（約2兆2000億円）を超える見込み。

近年、ブラインドボックスやフィギアなどに代表される情緒的価値、収集価値を有する玩具市場は高度成長を続けている。

統計によると、2024年の国内市場のトレンド・コレクション玩具及び関連製品の小売総額は558億3000万元（約1兆2000億円）に達した。