税関の統計によると、ことし1-11月の中国の物品貿易総額は前年同期比3.6%増の41兆2100億元(約908兆2000億円)にのぼった。うち、輸出が6.2%増の24兆4600億元(約539兆1000億円)、輸入が0.2%増の16兆7500億元(約369兆2000億円)だった。
貿易相手国別の貿易額は、「一帯一路」共同建設国が同6%増の21兆3300億元(約470兆円)にのぼった。また、ASEANが同8.5%増の6兆8200億元(約150兆3000億円)で、中国第1位の貿易パートナーとなっている。第2位は欧州連合(EU)で、同5.4%増の5兆3700億元(約118兆3000億円)だった。
同期間、対外貿易会社のうち、民営企業の輸出入額は同7.1%増の23兆5200億元(約518兆4000億円)にのぼり、対外貿易総額の57.1%を占めた。外資系企業は同3.5%増の12兆700億元(約266兆円)で、全体の29.3%を占めた。
一方、11月の中国の対外貿易は回復傾向を示した。輸出入額が同4.1%増の3兆9000億元(約85兆9000億円)となった。うち、輸出が5.7%増の2兆3500億元(約51兆8000億円)、輸入が1.7%増の1兆5500億元(約34兆2000億円)だった。
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