BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ
今回の公演は、3年9か月ぶりとなる「BTS」の新アルバムの発表記念との位置づけで開催された。「BTS」をめぐっては、メンバー7人全員が兵役や部隊配属に代わる任務につくため、2022年以降、グループとしての活動を休止していたが、昨年、全員が兵役を終了。今月20日の新アルバム「ARIRANG(アリラン)」の発表で、活動を再開した。
兵役を終えたメンバー7人全員の「完全体」による今回の公演には、チケットを得た約2万2000人の観客のほか、会場となった光化門広場周辺の路上にも韓国内外から「ARMY(アーミー)」と呼ばれるファンが大勢集まった。公演では世界的ヒット曲「Butter」や「Dynamite」など計12曲を披露。「MIC Drop」ではファンから「BTS!」とコールがかかった。光化門広場はファンが手にした光るペンライトで包まれ、「BTS」を象徴する紫色に染まった。
また、この日の公演はネットフリックス(Netflix)を通じて190の国・地域に生中継された。OTTコンテンツのランキングを集計するサイト「FlixPatrol」によると、ネットフリックで生中継された今公演の映像は、22日時点で韓国のほか、米国、日本、英国など計77の国と地域で1位となった。ランキングはネットフリックスが公表する「トップ10」などを基に、各国ごとに算出した。
公演終了を受け、「BTS」の所属事務所のHYBE(ハイブ)は22日、「『BTS』公演に寄せられた温かい声援と配慮に心より感謝申し上げる。今後もより一層努力し、K-POPとKカルチャーが持つ感動と価値を世界に伝えられるよう努めていく」と述べた。また、「今回の公演が安全に終えられるよう尽力して下さった警察・消防をはじめ、政府および自治体関係者の皆様にも感謝申し上げる」とした。
公演に先立ち、警察当局は当日の人出を26万人と予想。警察や消防、自治体などから、約1万5000人が動員され、雑踏事故への警戒を強めたほか、テロ対策も強化した。会場周辺は前日から交通規制した。動員には批判の声も上がった。韓国紙の中央日報は公演前、「民間企業のイベントのために、関係がない公務員が週末にも勤務することになった」「イベント会場があるのに、なぜ街の中で公演をするのか分からない」といった公務員の声を伝えていた。また、会場周辺の道路が通行止めとなったことや、各所で実施された検問に不満を漏らす市民もいた。
サッカーの2002年W杯日韓大会の街頭応援(25万人)を上回る大規模イベントになると予想されていたが、主催者側の集計によると、周辺を含めて集まったのは約10万4000人だった。この結果に、中央日報は「今回の公演はネットフリックスを通じて生中継されただけに、現場に行かずに公演を観覧した市民も多かったとの分析もある」と伝えた。
一方、朝鮮日報は「公務員の過剰動員が指摘されている」とし、「動員された公務員に支給される超過手当だけで最低4億ウォン(約4300万円)を超えると言われている」と伝えた。こうした指摘に、ソウル警察庁のパク・ジョンボ庁長は23日、「中東情勢によるテロの脅威を考慮し、今回のイベントは安全を最優先に考えた」と説明した。また、通信社の聯合ニュースによると、行政安全部(部は省に相当)の関係者は「世界最高の人気グループのカムバックにより、全世界から大規模な観客が集まると予想される状況だった」とし、「万が一でも発生するかもしれない事故を防ぐため、最善を尽くすこと政府の任務だと考える」と話した。その上で、「たった1件の大きな事故もなく、無事に終わったのは幸いだ。安全のためにご不便やご苦労をおかけしたが、それを受け入れて下さった国民と公務員の皆さまに深く感謝する」とした。
Copyright(C) wowneta.jp
