韓国に暮らすようになってすぐの頃。正直、観ても意味がわからないし、テレビはいらないなぁと思っていたのですが、やっぱり買ってよかったと思える家電のひとつです。
なによりも、聞き流しているだけで韓国語がスラスラ耳に入ってくるし、韓国のトレンドも知ることができる。言葉は聞き取れなくても気付けば真剣に観ている・・・。
なかでも、日本のテレビ番組と大きな違いを感じたのが「お笑い番組」。きっと韓国人の笑いのツボがそうなのでしょう。言葉を使ったお笑いよりも、カラダを使った笑いが好まれるようで、いわゆる「コント」スタイルが韓国のお笑いといえます。あえて言うならば幼稚で、目で見て笑えるようなスタイル。顔に変なメイクをほどこし、体当たりネタが多いのを見ていると、昔のドリフのようなイメージです。日本でいうところの「漫才」は、韓国には存在しないようです。
コントのなかから飛び出す言葉たちがドッとウケた場合は、それが流行語となる場合も多々あります。そして、お笑い芸人(ギャグマン(男芸人)・ギャグウーマン(女芸人))がバラエティ番組などに、タレントとして出演するスタイルは日本と変わりがないように思います。お笑い芸人出身のタレントが俳優や司会者としてテレビ番組自体を盛り上げている場合も多く、スキャンダルは厳禁!好感度の大切さは韓国でも同じなようです。
幼稚だな~おもしろくないな~なんて思っていても、どんどん韓国の「お笑い」に慣れてくると、素直に笑えるようになってきます。世界共通、人を笑わせるお仕事って、大変ですね。
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