
バンコク中心部に、タイ人だけでなく多くの外国人旅行者でいつもにぎわっている祠があります。
それが、ヒンズー教のブラフマー神を祀ったエラワン廟です。
エラワン廟はバンコクで随一のパワースポットとして知られており、仕事運、学業成就、恋愛運、健康運などさまざまなご利益があるとされています。
祠のすぐそばには高架の歩行者用通路があるのですが、そこを通るタイの人はほぼ必ずエラワン廟に向かって手を合わせていることからも地元での信奉の厚さがうかがえます。

エラワン廟ではお供え物を準備してお参りするのが一般的です。
基本的なお供えセットは花輪と線香、ロウソクの3種で、境内の右奥にある売店で購入できます。
60バーツ(約260円)~500バーツ(約2,200円)までさまざまな大きさのものがあるので好みで選びます。

ブラフマー神は四面の顔を持っており、正面から時計回りで四方面にお参りをしていきます。
各面に線香と花輪を供え願い事をするのですが、このときにもし叶ったら踊りや花などを奉納します、と伝えるとより良いと言われています。
実際に境内には願いが叶った人が踊り子に依頼してタイ舞踊を奉納している光景を見ることができます。
もし願いが叶ったのにお礼参りをしない場合は不幸が訪れるとも言われているので注意が必要です。
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