「今幸せですか?」と聞くとほとんどの確率で「はいそうです」ど答えるほど、国民幸福度が高いと言われているブータンの食文化は、いったいどんな感じなのでしょうか。
食文化を知ることで、どうしてブータンが国民幸福度が高いのか理解できるかもしれません。

 ブータンの主食は日本同様にお米です。
日本米とは違い赤米でパサパサ感があります。
そしてメインとなるものが、唐辛子です。
ブータンではスパイスとしてではなく野菜として唐辛子をよく食べます。
唐辛子をチーズ、バター、塩でよく煮込んだ「エマ・ダツィ」が一般的なブータン料理です。
野菜として食べると言っても、唐辛子ですからとても辛いです。
辛いのが好きな人はブータンの食事がとても合うかもしれません。
苦手な人でも、ホテル内の食事は観光客用に辛さ控えめであったり、バイキングだったりするので、自分の好きなものを食べられると思います。

仏教徒であるブータンでは肉が食べられないのではと思われがちですが、ブータン国外で処理された肉なら食べてもよいという、なんともアバウトなルールがあります。
そのせいか国民はけっこうな頻度で肉を食べていますし、肉を好みます。
年に4回のペースで約1か月間肉がない生活があります。
この期間は肉を食べることも購入することもできません。

ブータンの食文化少しは勉強になったでしょうか。
日本から遠く離れた国にもかかわらず、ブータンは新日国家として知られています。
そんなブータンのことを少しでも知る機会になればいいなと思います。


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