誰もが一度は聞いたことのある名前、その名も「死海(英:Dead Sea)」。
死海で体が浮くことは有名ですが、なんで体が浮くかご存知でしょうか。
まず最初に説明したいのは、死海の塩分濃度は20%~30%といわれています。
ピンとこないと思うので、例に出すと通常の海水浴場などの塩分濃度は3%程度です。というと、死海は塩分濃度がかなり濃いんです。
思わず口に含んでみるとしょっぱいどころじゃありません。
しかし、なんで塩分濃度が濃いと体は浮くのか疑問ですよね。
アルキメデスが発見した「アルキメデスの原理」というものがあります。
これは、液体に入った物質には浮く力が働いている(浮力)ということを発見しました。
その計算が
浮力(F)=物体が押しのけた液体の密度(p)×押しのけた液体の体積(V)×重力(g)
です。
この計算式から考えると、密度が大きくなるほど「浮力」も大きくなるということです。
だから塩分濃度の高い死海では簡単に浮くことができるのです。
浮きながら新聞を広げることだって可能です。
死海は浮くだけではなく、死海の水にはミネラルが多く含まれているのでお肌にもいいと言われています。
日本から行くと時間がかかるので、もし中東近隣で旅行へ行く予定のある人は死海に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
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