GDPに対する社会物流総額の比率が低いほど、単位当たりGDP生産にかかる物流コストは低くなる。2024年、社会物流総額のGDP比率は前年比0.3ポイント下落の14.1%だった。2006年に正式に統計を開始して以来の最低水準となった。
主要な物流プロセスからみると、2024年、輸送費のGDP比率が同0.2ポイント下落、管理費のGDP比率が同0.1ポイントの下落となった。
同委員会の代表者は「2024年のGDP総額から推算すると、社会物流総額のGDP比率が0.3ポイント下がることは、(社会物流が)国民経済の比較的早い発展を維持したこと、同年の物流コストは4000億元(約8兆3000億円)以上節約されたことを意味する」と明かした。
また、「社会全体の物流コストを効果的に削減する取り組みが着実に推し進められ、物流資源の配置が最適化され続け、実体経済に対するサービス保障能力が持続的に増強されていることを示している」と話した。
同委員会は今後、「一連の措置を取って中国の物流インフラネットワークが完備されるよう推進し、運行効率を向上させ、社会全体の物流コストが持続的に下落するよう促進していく」とした。
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