中国・ソフトウェア事業収入、1-5月は前年比11.2%増=中国報道
中国・ソフトウェア事業収入、1-5月は前年比11.2%増=中国報道
工業情報化部によると、ことし1-5月の中国のソフトウェアと情報技術サービス業(以下、ソフトウェア業)の運行状態は良好だった。

1-5月の中国のソフトウェア事業収入は前年同期比11.2%増の5兆5788億元(約112兆円)だった。

ソフトウェア業の利益総額の成長率は2桁台の増加を維持した。同期間、ソフトウェア業の利益総額は同12.8%増の6721億元(約13兆5000億円)となった。

輸出額も成長傾向を維持した。同期間、ソフトウェア業の輸出額は同3.3%増の227億1000万ドル(約3兆3000億円)だった。

分野別では、ソフトウェア製品の収入が安定的に増加した。同期間、ソフトウェア製品の収入は同9.8%増の1兆2478億元(約25兆円)で、全業種の総収入の22.4%を占めた。うち、基本ソフトウェアが10.0%増、工業ソフトウェア製品が7.0%増だった。

情報技術サービスの収入が2桁台の増加を維持した。同期間、情報技術サービスの収入は同12.0%増の3兆8096億元(約76兆5000億円)で、全業種の総収入の68.3%を占めた。うち、クラウドコンピューティング・ビッグデータサービスが5855億元(約11兆8000億円)で、情報技術サービス収入の15.4%を占めている。

また、集積回路設計の収入が同15.2%増の1516億元(約3兆円)、電子商取引(EC)プラットフォーム技術サービスの収入が同7.8%増の4355億元(約8兆8000億円)となった。

その他、情報セキュリティ製品・サービスの収入が同8.4%増の787億元(約1兆6000億円)、組み込みソフトウェアの収入が同8.9%増の4428億元(約8兆9000億円)だった。
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