バリ島ウブドといえば、今も王族の子孫が住む、山の緑豊かな芸術と歴史の村として知られています。

バリ島はかつて数多くの王がそれぞれの村を治めており、その中でも、ウブドは大きく繁栄し、バリ島の政治経済の中心地でした。
ウブドの繁栄は、バリ島の人々の生活のベースとなっているバリヒンズー教で「海には魔物が棲む」とされていることも要素のひとつでしょう。
バリ島の人々にとって海に近づくことは危険で、現在も高僧一家などは「危ないからビーチへひとりで行くことはない、できるだけ近づかないようにしている」と言います。




そんなわけでバリでは、身分の高い人々は海から離れた地域に住んできました。
現在もウブドでは王族が伝統文化を牽引しており、宮殿や寺院では毎日伝統舞踊ショーが開催されています。

バリ島伝統舞踊には、バリヒンズー教の祈祷で捧げられるもの、宮廷で王侯貴族がたしなんだ華やかなもの、バリ島の神話や伝奇を伝えるものなど、様々な種類があります。
それぞれ衣装も音楽も舞踊の動きも独特です。




ウブド中心部にある王宮「プリ サレン」のほか、バリヒンズー寺院「プラ ダラム」、村施設「ベール バンジャール」等で毎晩、伝統舞踊ショーが行われています。
基本的に予約不要で、現地で当日入場券を購入して見学することができます。
夜のウブドで、伝統的なバリ島王宮文化に触れるのも一興です。

ウブドのダンス パフォーマンス、ショーのチケットとスケジュールをこちらでチェックできます:
ウブドセンター
https://www.ubudcenter.com/ubud-things-to-do/



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