イギリスはとっても読書好きの人が多く、いまでも電子書籍よりも文庫本が人気です。そのため、歴史ある老舗の本屋さんから、小さな町の本屋さんまでたくさんの種類の本屋さんがあります。

ロンドンで最大手の本屋さんは「Foyles(フォイルズ)」で、トッテナムコート駅の近くにある店舗は、4階立ての吹き抜けがあるおしゃれな内装で(下の写真参照)、びっしりと本が並んでいます。椅子もあるので、座って読むこともできるため、1日ここで過ごせてしまいます。

そのほかにも、王室御用達と言われる、歴史ある「Hatchards(ハッチャーズ)」を筆頭に、「Stanfords(スタンフォーズ)」、「Waterstone’s(ウォーターストーンズ)」などの大型の本屋さんがロンドン市内にはたくさんあります。特に由緒あるハッチャーズ店内は重厚感があり、置いている本の種類もこだわりがあるため、また詳しくお伝えしたいと思います。






日本の書籍は、海外の人からすると小さくて、各社で色・形が揃っていて、とても可愛く見えるようです。しかし、日本人である私からすると、色も形もばらばらでひとつとして同じ形がないイギリスの本たちは、個性あふれる国民性を表しているようで、とても素敵だと思います。

下の写真の本のように、ほとんどがA5サイズ以上の大きさで、分厚いのですが、紙は軽いものを使用されているため、見た目以上にとても軽いです。紙質はあまりよくないので、すぐに本がよれよれになってしまいますが、それもまた味があって良い感じです。






上の写真は、『ミスターメン(Mr. Men) リトルミス(Little Miss)』です。イギリスの児童文学作家ロジャー・ハーグリーヴスさんの絵本シリーズで、日本にも1990年ころから上陸していますので、見かけた方も多いのではないでしょうか?シンプルでかわいいキャラクターたちは、イギリス全土で愛されており、本はもちろん、コップなどの商品もたくさん販売されています。


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