韓国料理でちょっと箸休めとして付いてくるものの代表に「ナムル」があります。
韓国では野菜の和え物を総称して「ナムル」と呼ぶことが多く、シンプルに塩だけで味付けをしたり、ごま油を混ぜたりとお店や家庭ごとに味が異なるのも魅力です。
春は、そんなナムルのおいしい季節でもあります。
理由は、さまざまな種類の野菜が登場するためです。
ネンイ(なずな)、チャムナムル(みつば)、スツ(よもぎ)など、日本でも馴染みのある野菜(香草類)が売られるようになります。
家庭ではこれらの野菜を細かく刻んでナムルにして、冷麺やビビンバなどの具として利用します。
キムチと和えられてしまうと見た目はわかりにくいのですが、食べたときに香ってくる野菜の味から春の到来を感じる人もいます。
特にヨモギは、春を感じることができる野菜の代表格であり、みそ汁の具にも使われます。
日替わり定食があるお店では、春の時期になるとここで紹介した野菜のナムルが登場してくることが多いです。
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