この数年でバリ島の流通事情や商品バラエティが驚くほど豊かになってきました。
家庭用の髪を染めるカラー剤も、数年前までは、わずかに白髪染めが数品といったところでしたが、今ではなんともカラフルなメニュー展開。
これまでは、1社か2社ほどのインドネシア国産メーカーのほかは、ビゲン、ロレアルといった輸入品の白髪染めがわずかに並ぶ程度でした。
色も、真っ黒か濃い茶色系のみだったのです。
色のバリエーションだけでなく、品質も上がっていることに驚かされます。
数年前までインドネシア国産ヘアカラー剤は、使用後に髪がボロボロと崩れるように髪の繊維組織がダメージを受けてしまい、試したことを後悔せずにはいられないほどでした。
けれど、最近はそんなことはありません。
日本のホームヘアカラー剤と使用感が遜色ないほど進化しています。
その中でも、ヘアオイルで人気を博し急成長している「ミランダ」は、圧倒的にカラフルな商品を展開しています。
店頭の販促POPも設置されるようになり、ローカルスーパーの棚には色見本のパンフレットも置かれていることも。
ブルーやグリーン、ピンクやパープルといった目立つ色は特にロシア系白人に人気。
黒髪の日本人の私がそうした色のヘアカラーで染めると、ヘアマニュキュアをしたくらいの仕上がりになっています。
価格の安さにもびっくりさせられます。
1箱あたり約100円前後が主流で、高いものでも300円もしないくらい。
1箱の分量は、ショートヘアでちょうどよいくらいです。
インドネシアは輸入関税が高いので、ビゲンやロレアルといった輸入品は現在も1000円以上の価格で販売されていますが、インドネシア国産品については安価なのです。
驚くほど手軽に楽しめるインドネシアのホームヘアカラー、試してみるのも楽しいかもしれません。
※ただし、どんな化粧品やヘアカラーもそうですが、ご使用前には体質に合うかどうかパッチテストを行うことをおすすめします。
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