「端午節連休」旅行消費額は403億5000万元…北京や上海で消費増加＝中国報道

中国文化観光部データセンターの推計によると、端午節の連休期間（6月8日～10日）、中国国内の延べ旅行者数は1億1000万人に達し、前年同期比6.3％の増加となった。また、国内旅行者の総消費額は同比8.1％増の403億5000万元（約8750億円）にのぼる。

同期間、多くの地域で消費額が増加した。

北京では様々な消費促進イベントが行われた。五棵松エリア、望京エリア、地安門外エリアでの消費額がそれぞれ、同比63.4％増、50.6％増、40.7％増となった。

北京市商務局がモニタリングを行った重点百貨店、スーパーマーケット、飲食店、EC企業の売上高は同比8.7％増の28億6000万元（約620億円）に達した。また、市内60ヵ所の重点繁華街の人出は同比10.3％増の2280万2000人だった。それに伴い消費額も増加し、同比12.9％増の65億7000万元（約1400億円）にのぼった。

上海の消費市場ビッグデータ実験室のモニタリングデータによると、同期間、上海市のオン・オフライン総消費額は同比17.3％増の310億7000万元（約6700億円）。うち、オフライン消費が同比19.1％増の170億元（約3700億円）、オンライン消費が同比15.1％増の140億7000万元（約3000億円）だった。