8月の中国大口商品価格指数は前月比3.6%下降の110.3となった。指数の推移をみると、世界的な高温多雨の天候、一部業種の生産閑散期、国際金融市場の激しい変動などの影響により、大口商品市場に季節的・段階的な変動の特徴が現れている。
同連合会が重点的にモニタリングしている50種の大口商品のうち、前月に比べ47種の商品価格が下落、3種の商品価格が上昇した。リンゴの価格が前月比12.3%増、天然ゴムが10.6%増、酸化ネオジム・プラセオジムが6.5%増となった。
同連合会の大口商品取引市場流通分会の代表者によると、消費が増える9月・10月を迎え生産が増え、市場の需要が徐々に回復するものと見られている。
また、「連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切る可能性が高まり、大口商品の価格が支えられることで、今後、市場の回復が期待される」と話した。
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