文化観光部データセンターの推計によると、同期間、全国の国内旅行者数は前年同期比5.9%増の延べ7億6500万人だった。国内旅行者の旅行消費総額は同比6.3%増の7008億1700万元(約14兆7300億円)にのぼった。
各省が公開したデータによると、ことしの国慶節連休に最も多くの観光客が訪れたのは河南省(延べ7991万6000人)。その後に安徽(あんき)省(延べ6530万6000人)、広東省(延べ5848万1000人)と続く。特に、安徽省は同期間の観光客数として過去最高を記録した。
2023年同期と比べ観光客が急増したのが山西(さんせい)省だ。重点モニタリング観光エリアの観光客数が2023年同期比46.90%の増加となった。現地メディア「山西日報」の報道によるとゲーム「黒神話:悟空」の爆発的な人気を受け、ゲーム内に登場する山西省の景勝地を訪れる人が増加した。
同期間の観光収入は、河南省・広東省・浙江(せっこう)省がいずれも500億元(約1兆円)を超えた。雲南省・安徽省が400億元(約8400億円)越え、湖南省・遼寧(りょうねい)省・陝西(せんせい)省・四川省・福建省が300億元(約6300億円)越え、上海市・北京市・新疆ウイグル自治区が200億元(約4200億円)を超えている。
観光収入面で高い伸びを示したのが天津市で、同36.9%増の166億7800万元(約3500億円)となった。
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