民間企業の対外貿易が活発となった。2024年、同地域の民間企業の輸出入額は同8.9%増の1兆2100億元(約25兆円)で、輸出入総額の24.1%を占めた。民間企業は同地域の対外貿易発展の主力となった。
輸入品目をみると、京津冀地域は大口商品輸入の重要な拠点となっている。2024年の大口商品輸入は1兆8800億元(約39兆円)で、同類商品の全国輸入額の34.7%を占めた。
輸出品目をみると、ハイテク製造業分野が高い伸びを示している。自動車の輸出額が同56.4%増の940億3000万元(約2兆円)、携帯電話が同24.7%増の727億6000万元(約1兆5000億円)、風力発電機部品が同58.3%増の51億2000万元(約1062億円)だった。特に、北京市はハイテク製造産業が急速に発展しており、京津冀地域における関連商品の輸出額増加に大きく貢献した。
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