中国・主要70都市、6月の住宅価格は前月より下落＝中国報道

国家統計局は15日、6月の中国の住宅価格動向を発表した。中国主要70都市の住宅価格は前月より下落した。また、前年同月比の下落幅は全体的に引き続き縮小した。

「一線都市」の新築住宅価格は前月比0.3％下落し、下げ幅は前月より0.1ポイント拡大した。うち、上海が0.4％上昇した。北京が0.3％、広州が0.5％、深センが0.6％、それぞれ下落した。「一線都市」の中古住宅価格は同0.7％の下落だった。下げ幅は前月と同じ。うち、北京が1.0％、上海が0.7％、広州が0.7％、深センが0.5％、それぞれ下落した。

「二線都市」の新築住宅価格は同0.2％下落した。中古住宅価格は同0.6％下落で、下げ幅は前月より0.1ポイント拡大した。

「三線都市」の新築住宅価格は同0.3％下落。中古住宅価格は同0.6％下落で、下落幅は前月より0.1ポイント拡大した。

一方、各都市の住宅価格を前年同月比でみると、「一線都市」の新築住宅価格が前年同月比1.4％の下落で、下げ幅は前月より0.3ポイント縮小した。「二線都市」は同3.0％下落、下げ幅は0.5ポイント縮小した。「三線都市」は同4.6％下落、下落幅は0.3ポイント縮小した。

また、中古住宅価格は「一線都市」が同3.0％下落、下げ幅は前月より0.3ポイント拡大した。「二線都市」は同5.8％下落、下げ幅は0.3ポイント縮小した。「三線都市」は同6.7％下落、下げ幅は0.2ポイント縮小した。