1-8月の物品貿易総額は前年同期比3.5%増の29兆5700億元(約611兆8000億円)に達した。うち、輸出が6.9%増の17兆6100億元(約364兆3000億円)、輸入が1.2%減の11兆9600億元(約247兆4000億円)だった。輸入額の下落幅は1-7月より0.4ポイント縮小した。
貿易形態別では、一般貿易が同2.2%増で、対外貿易総額の63.9%を占めた。加工貿易が同6.1%増、保税物流方式が同5.6%増だった。
貿易相手国別の貿易額は、ASEANが同9.7%増の4兆9300億元(約102兆円)で全体の16.7%を占め、中国の第一貿易パートナーとなっている。第二位の欧州連合(EU)が同4.3%増、第三位の米国が同13.5%減だった。また、「一帯一路」共同建設国が同5.4%増の15兆3000億元(約316兆5000億円)に達した。
同期間、対外貿易会社のうち民営企業の輸出入額は同7.4%増の16兆8900億元(約349兆4000億円)にのぼり、対外貿易総額の57.1%を占めた。
一方、8月の物品貿易額は前年同月比3.5%増の3兆8700億元(約80兆円)にのぼった。うち、輸出が4.8%増の2兆3000億元(約47兆6000億円)、輸入が1.7%増の1兆5700億元(約32兆5000億円)だった。輸出額、輸入額共に3か月連続で増加している。
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