1238年にタイ最初の王朝が作られた街が、タイ北部にある古都スコータイです。
街に点在する当時の仏教寺院を中心とした遺跡群は世界遺産にも登録されており、タイ人にも外国人にも旅行先として人気があります。
遺跡群はスコータイ歴史公園と呼ばれ、城壁の内外あわせて300か所以上もあると言われています。
エリアは広大なため、城壁内部はレンタルの自転車かゴルフカートで周り、城壁外の遺跡は車かトゥクトゥクで周るのがおすすめです。
城壁内部は芝生が植えられ、道も整備されているので見学しやすいです。
城壁内には、池の小島に浮かぶ寺院や遊行仏、3基の堂を持つ寺院など特徴的な遺跡があります。
ところどころに蓮池があり、朝から午前中の早い時間に行くと美しい遺跡と蓮の花が咲いた池の写真を撮ることができます。
また、スコータイ歴史公園のハイライトともいえる寺院遺跡が城壁北部にあるワットシーチュムです。
屋根のない本堂の中に、アチャナ仏と呼ばれる巨大な仏像が納められており、壁の切れ目から見える仏像はとても趣があります。
スコータイ遺跡群は寺院の柱や屋根が石造りのため保存状態が良く、仏像はどれも優美で柔らかな表情をしているのが印象的です。
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