乾物というとどんなものが思い浮かぶでしょうか。
日本だと、干し椎茸、切り干し大根、干し貝柱、などでしょうか。
香港の乾物も、大体同じような感じですが、香港特有のものもあります。
上の写真は干しあがったエビを、網からはずして、集めているところです。
日本の干しエビは、桜エビが一番よく見かけるタイプだと思いますが、香港の干しエビは、桜エビのように小さいものから、大きいものまでいろいろとあります。
使い方は、スープに入れたり、野菜と炒め物に使ったりします。
他のに香港特有の乾物といえば、干しあわびや、干しなまこ、ふかひれにつばめの巣です。
このあたりは高級品で、お正月の親戚周りのときなどに、手土産にしてきます。
干し貝柱は、普段の料理に使われますが、干しあわびや、干しなまこは、戻し方が難しく、家で食べるよりも、レストランで食べることのほうが多いです。
あと珍しいものとしては、魚の胃袋の干したものがあり、これはスープに使われます。コラーゲンたっぷりのスープができあがります。
これはきくらげ。
香港では質のよいきくらげが、比較的安価に手に入ります。
きくらげには、黒きくらげと白きくらげがあり、黒きくらげは炒め物に、白きくらげはデザートに使われることが多いです。
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