みなさんはマンゴスチンというフルーツをご存知ですか?
フィリピンやタイなど、南国の国に行ったことがある方であれば食べたことがあるかもしれないマンゴスチンは、果物の女王とも呼ばれているフルーツです。

フィリピンでよく見かけるマンゴスチンですが、名前が似ているマンゴーとはまったく別のフルーツです。
オトギリソウ科の果物で、高い木に成ります。
果実は直径5~8cmほどのサイズで、赤黒くて暑い果皮の中に白く柔らかい果肉が入っています。
その果肉の中に種があり、種の周りの果肉を食べるのです。

白い果肉は甘味と酸味が絶妙で、舌触りも柔らかく、上品な甘さをしているためフィリピンでは人気のあるフルーツです。
果物の女王と呼ばれる所以は、上品な味故だとか、その昔ヴィクトリア女王の好物故だとか、カットした見た目が王冠に似ている故だとか諸説あります。

日持ちがしないフルーツのため、基本的には生ですぐに食べることが多いですが、加工されたものもあります。
しかし、加工されたものは甘さが強すぎる傾向にあり、生のマンゴスチンの美味しさには遠く及びません。
日本では残念ながら栽培が難しいため、ぜひフィリピンにお越しの際に生のマンゴスチンを堪能してくださいね!


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