エアーズロックは1873年にイギリス人によって発見され、名づけられたといわれている世界で2番目に大きい一枚岩です。
エアーズロックの岩に特徴的なラインは、地層であると考えられています。
エアーズロックの正式名称はウルルで原住民であるアボリジニーと呼ばれる人たちにとって神聖な場所のひとつです。
2019年10月26日前までは、ウルルへ登ることが許可されることもありましたが、気温、風の強さや天候、原住民のイベント時期など、さまざまな理由で登れなくなることがありました。
ツアーガイドによっては、観光客に登らせたくない人たちもいて、そういった人たちはウルルに登ることが可能な日でも、理由をつけてウルルの周りを歩くツアーを行うと聞いたことがありました。
10月26日というのは、1985年に政府から原住民に返還された日であり、同じ日である2019年の10月26日にウルルへ登ることが禁止されました。
そのため、現在はウルルに登ることはできません。
ただ、現在でもウルルの周りを自由に歩いたり、自転車で周ることができます。
歩くだけでも、ウルルの岩に描かれた原住民のアートなどを堪能することができますし、禁止前にはなかった新たなツアーに参加することもできます。
ツアーガイドいわく、今でも岩の高さは変化し続けているそうです。
壮大な一枚岩のウルル、登れなくなった後も自然を堪能することは充分にできます。
オーストラリアお勧めの観光地のひとつです。
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