米・ユタ州で中国人留学生が誘拐される？…現地警察「31日に無事保護」＝中国報道

アメリカ・ユタ州で誘拐された疑いのあった中国人留学生が、12月31日（現地時間）に無事発見、保護された。

現地警察によると、中国人留学生Zhuang Kaiくん（17）が12月28日から行方不明となっていた。行方不明後に中国にいる彼の両親のもとに「息子を誘拐した」との連絡が入り、身代金を要求されたという。

詳細は明かされていないが、両親は身代金8万ドル（約1100万円）を支払ったとされている。

警察が捜索を開始し、31日にブリガム・シティ近郊の山間部にある臨時キャンプ場でZhuangくんを発見した。彼は犯人から当該キャンプ場に身を隠すよう指示を受けたと明かした。

警察は、犯人たちが何らかの方法でZhuangくんを脅迫して自ら身を隠すよう命じた後、ビデオ通話でZhuangくんを監視しつつ、家族に身代金を要求したものと見ている。