中国・四川省、自宅に火をつけた47歳男を拘束…「娘が生活費くれず」＝中国報道

中国・四川省成都市のマンション一室で8日に発生した火災の原因が、放火であったことが分かった。

8日午後9時8分ごろ（現地時間）成都市にあるマンションで火災が発生し、消防隊員が出動した。隊員らは通報から6分後に現場に到着。

火災が起こったのは一階の101号室。火は午後9時25分に消し止められ、16平方メートを焼いたが人的被害はなかったという。

火は21時25分に鎮火され、現場の過熱面積は16平方メートルで、人命被害はなかった。

その後の警察の調査で、この火事は101号室の住人の男（47）が自宅に火をつけたため起こったものだと分かった。男は当日夜、自宅で娘に生活費3000元（約6万円）を要求したが、娘が2000元（約4万円）しか出さなかったことに腹を立て、火を放ったという。

現在、警察は男を刑事拘留し、調査を進めている。

これに先立ち、火事現場を撮影しSNS上に投稿したあるネットユーザーが「商売に失敗したこの家の主人が、家族ともめて火をつけた。本人は火をつけた後すぐ自宅から飛び出した」と書き込んでいた。