現在、中国最大の自動車輸出ふ頭である上海港の外高橋港区海通ふ頭は、世界110か国の200余りの港と通じている。同ふ頭の自動車輸出台数は全体の20%以上を占めている。ことしに入り同ふ頭の自動車輸出は安定的な成長を維持し、年間輸出台数は120万台に達するものと予想されている。同ふ頭では、3年連続で100万台を突破することになる。
上海税関によると、ことし1‐10月の上海港の自動車輸出台数は前年同期比28.8%増の201万3000台にのぼり、中国全国自動車輸出台数の38.1%を占めた。そのうち、電気自動車(EV)の輸出台数が同44.3%増の87万2000台に達した。
貿易相手国別では、同期間、上海港から「一帯一路」共同建設国へ104万8000台、BRICSへ53万2000台、APECへ78万台の自動車が輸出された。前年同期の輸出台数と比べると、それぞれ29.5%増、51.6%増、21%増となった。
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