項目別の指数は全体的に安定している。中でも有色金属価格指数が高い伸びを示し、農産物価格指数は3か月連続で上昇した。
有色金属価格指数の伸びは、関連装備製造業とハイテク製造業が継続的に成長したことを反映している。伝統的な消費シーズンに入って市場の需要が回復し、価格の上昇をけん引した。また、関税などの影響で銅や錫などの基本金属価格が上昇した。
農産物価格指数の3か月連続での上昇は、消費市場の回復傾向が続いていることを示している。
品目別では、同連合会が重点的にモニタリングした50種類の大口商品のうち、3月の価格が前月より上昇したのが16種類、下落したのが34種類だった。上昇した品目は尿素が同5.6%増、リンゴが同5.3%増、精錬錫が同4.5%増などだった。下落した品目は、コークスが同7.9%減、スチレン・ブタジエンゴムが同6.6%減、粘結炭が同5.9減などだった。
中国物流購買連合会の関係者は「2か月連続で大口商品価格指数が上昇したのは、企業の生産経営活動が加速化され、市場の景気水準が持続的に上昇したことを示している」と明かした。
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