中国、工業分野の大規模な設備更新が加速＝中国報道

「両新」政策（大規模な設備更新及び消費財買い替えを促す政策）の継続的な実施により、中国の工業分野の大規模な設備更新は勢いを増している。

データによると、ことし第1四半期（1-3月）、全国企業の機械設備の購入金額は前年同期比で11％増加し、ハイエンド化、スマート化、グリーン化の流れが顕著である。

これまでに、設備更新と消費財の買い替え政策のため、財政部は5000億元（約10兆円）の超長期特別国債を発行した。

ことし、中国は工業、エネルギー使用設備、電力などの分野で継続的に設備更新を行うだけでなく、電子情報、安全生産、施設農業などの分野にも拡大していく方針だ。

工業情報化部は、2027年までに、中国の工業設備投資規模を2023年比で25％以上、コア工程の数値制御化率を75％に引き揚げ、工業大省と重点工業団地の全体にわたるデジタル化を実現すると明かした。