中国・山東省、第1四半期GDPは前年比6.0％増＝中国報道

山東省統計局は23日、第1四半期（1-3月）の経済状況を発表した。

第1四半期の山東省の全省総生産（GDP）は2兆3466億元（約46兆円）。不変価格で計算すると前年同期比で6.0％の増加となった。同省の2024年の成長率より0.3ポイント上昇し、全国の第1四半期の成長率（5.4％）を上回った。

産業別では、第一次産業の付加価値が同3.7％増の754億元（約1兆5000億円）、第二次産業が同6.3％増の9073億元（約17兆8000億円）、第三次産業が同6.0％増の1兆3639億元（約26兆7000億円）となった。

第1四半期の同省一定規模以上の工業の付加価値は同8.2％増加した。3月のみでは8.3％の増加となった。社会消費財小売総額は同5.6％増の1兆172億8000万元（約20兆円）、固定資産投資は同3.4％の増加だった。

貨物輸出入総額は同5.9％増の8203億4000万元（約16兆円）。うち、輸出が4.8％増の4942億3000万元（約9兆7000億円）、輸入が7.5％増の3261億1000万元（約6兆4000億円）だった。貿易形態別では、一般貿易輸出入額が同4.6％増加し、全体の65.6％を占めた。企業別では、民間企業の輸出入額が同6.9％増加して、全体の76.0％を占めている。

同期間、同省都市部の新規雇用人数は同6.0％増の29万2000人に達した。