粤港澳大湾区は香港、マカオ、広東省の9つの都市<広州、深セン、東莞(とうかん)、恵州(けいしゅう)、仏山(ぶつざん)、江門(こうもん)、中山(ちゅうざん)、珠海(しゅかい)、肇慶(ちょうけい)>を統合したエリアを指す。
貿易形態別では、一般貿易額が全体の6割近くを占めた。保税物流方式での貿易額は2桁台の増加を維持した。
同期間、粤港澳大湾区の一般貿易額は同2.5%増の2兆1100億元(約42兆7000億円)にのぼり、同区の輸出入総額の58.5%を占めた。保税物流方式での貿易額は同15.6%増の7376億2000万元(約14兆9000億円)だった。その他、加工貿易額が同0.3%減の7243億7000万元(約14兆7000億円)となっている。
貿易会社のうち、民営企業の輸出入額が同4.8%増の2兆3200億元(約47兆円)に達し、同区輸出入総額の64.3%を占めた。
貿易相手国別では、ASEAN、香港、欧州連合(EU)が三大貿易相手国となっている。同期間、ASEANとの貿易額が同6.4%、香港が同9%、EUが同7.2%、それぞれ増加した。
輸出品目をみると、機械・電気製品が同7%増の1兆5700億元(約31兆8000億円)で、同期間の同区輸出総額の68.8%を占めた。輸入品目では、機械・電気製品が同21%増の9585億元(約19兆4000億円)にのぼり、同区輸入総額の72.4%を占めた。
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