イタリアにはコンビニがありません。
コンビニのような役割を果たしているのは、常連さんが集まるバールとたばこ屋さんでしょうか。
バールは朝食や軽食をとったり、お酒を飲んだりおやつを買ったりする場所です。
一方のたばこ屋さんは、たばこを売るだけではなくコピーをしてくれたりちょっとした日用品を売っていたり、収入印紙が売られていたりします。
とにかく、人の出入りが多い場所というイメージです。
お店はたいてい小規模で、店主の手の届くところにいろいろなものが雑多に売られているのですが、若い世代が店主になると自分の趣味のものを売り出したりします。
そのひとつがアニメグッズ。
イタリアの50代以下の世代のほとんどは、日本のアニメを見て育った人たち。
アニメへの思い入れが深い人が多いのです。
老若男女が出入りするたばこ屋さんで、こうしたアニメグッズが売れているというイメージはないのですが、そこはオタクの気質で好きなものに囲まれているだけで満足、といった様子が見えます。
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