クネル(Quenelle)は白身魚をすりつぶして卵や牛乳、小麦粉を加えたふわふわなすり身。
元はローヌ・アルプ(現在はオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方)出身で、ザリガニを使って作る「ナンチュアソース」をかけた「リヨン風」が有名ですが、現在はどこのスーパーでも置いてあるおなじみの食べ物です。

お店でよく見るのは、一見太いホワイトソーセージのような形状のもの。
クネルのことを知らず、肉のソーセージと間違えて買ってしまったという人は少なくないはず。
この洋風はんぺん?といった感じのクネル、淡泊な味ゆえ調理方法やソースが家庭によって色々とアレンジできるのです。

70歳になるフランス人のとあるご婦人は、一口大のクネルでグラタンを作りました。
「小さい時にお母さんがよく作ってくれたのよ。何でも好きなもの入れていいんだけど、お母さんのレシピは懐かしいから時々つくるの」
とのこと。

そのベースはベシャメルソース。
これに、ゆで卵を縦半分に割り行儀よく並べるのが彼女のお母さんから引き継いだレシピだそうです。
更にかかっているチーズも相まって、タンパク質たっぷり、食べ応え十分なクネルのグラタン、お酒を飲む人なら白やロゼワインがとっても進みますよ。
グランタンの他にもクネルは輪切りにして表面に焼き色を付けシンプルに食べても、トマトソースをかけても好きな味付けを選んでただきましょう。


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