夏時間となったフランス。
フランスのD市ではフィットネスジムの経営競争が激しくなっている、という記事が地方最有力紙、「ビアン・ピューブリック」に掲載されました。




これは競争の再燃、と言ってよいでしょう。
というのも一昔前、
「雨後の竹の子のようにフィットネスクラブが乱立したことがある」
というコメントを、フランス国内に270店舗を展開する「Keepcool」のフィットネスインストラクターがしていたからです。
その時から淘汰される時期を経て、最近再びフィットネスクラブの数が増えているのです。

D市の隣町にはこういった インストラクターも育成するスポーツ関連の職業教育センター(公営)、CREPSがあります。
したがってインストラクターの数には事欠かないかもしれません。




さてチェーン店のジムでは朝6時からオープンしているところが多くあります。
店舗にもよるでしょうが、早朝に来るメンバーは自動ドアではなく配布されたカードキーを使って入り、スタッフさんはいる?というくらい静かな空間でトレーニングが始められるのです。
これは
「自分のやりたいこと、やることが既に分かっているからインストラクターのアドバイスは必要ない」
という人が、ジムが空いている時間を狙って自分のトレーニングノルマをこなし、シャワーを浴びてさっと帰っていくのに便利です。
また施設内にいくつかある小ぶりなスタジオがあいていれば、スタジオの入り口にあるパネルを操作して好きなレッスンの録画を選び、スクリーンを見ながら一人または仲間内でエクササイズを始められるのも便利です。




ところでふと気付くと街で1日に何度も見かけるのが「BasicFit」という全国展開のフィットネスジムのリュック。
通勤通学用に使っている人が複数いるようです。
調べてみると、こちらのジムは2021年から年間登録をした人にリュックをプレゼント、という大キャンペーンを展開しているのだとか。
歩く広告塔、そして帰属意識の効果はなかなかのようです。


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