他の国の人たちもそうだと思いますが、イギリス人は海が好きです。島国なので、どこにいても100km行けば海沿いにたどり着くのではないでしょうか。
それぞれの都市に「お気に入りの海沿いの街」があるように思います。例えば、ロンドンの人たちは80km南のブライトンなどに行くのではないでしょうか。北側の工業地帯に住む人たちは西海岸のブラックプールや東海岸のスカボローに行きます。
その他にも海岸沿いの小さな街は沢山あります。例えば、北西海岸のレッドカー。レッドカーの海岸沿いの写真です。
左側が海岸で、右側道路沿いには子供向け施設やアイスクリームショップ、お土産屋さんが並びます。
海岸沿いの街でよく売られているお菓子が「ロックキャンディー」といわれるもの。砂糖菓子なのですが、日本でいう金太郎飴のようです。街の名前が書かれたキャンディーの断面。切っても切っても同じです。子供たちは不思議がりますね。
イギリス人が海岸を好きな理由ですが、ボートや釣り、野鳥観察などの趣味が挙げられます。またリタイヤした人たちに海岸沿いの街は人気があります。空気が良く、天気が良い日は大変リラックスできる環境だからでしょう。
また、イギリス人はビーチでの日光浴が大変好きなのですが、ご存じの通りイギリスは天候がいまひとつの国。例えば、下は7月の中旬に撮った写真で、お母さんは袖なしですが子供とお父さんは長袖。夏であっても海水浴には寒いのです。そのため、イギリスの人たちは「海」というとスペインなど外国に行くことも多いようです。
天候はいまいちですが、海岸沿いの空気は素晴らしいですね。その点は不動の人気だと思います。
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