日本でこどもの日というと5月5日の端午の節句ですが、中国では端午の節句(旧暦5月5日)と6月1日の子供の日は別です。2002年に中国政府が6月1日を「儿童节」と定めて始まりました。
この日は特に祝日になるわけではないのですが、子供のための日「儿童节」としてさまざまなキャンペーンが行われ、毎年加熱しています。ファーストフード店ではおもちゃ付きの特別セットが売られ、親子連れでにぎわいます。今年のケンタッキーのおもちゃは、ドラえもんです。限定セットで今しか買えない、という消費者心理をあおります。
また、ショッピングモールは子供の日セールで沸き立ちます。そこかしこに「儿童节セール」と書かれた看板が目を引きます。子供には関係なさそうな新型スマートフォンも「今日だけ200元(約3400円)引き!」になっていたり、「ブロードバンドご契約でスマートフォンプレゼント!」といったセールもあります。
幼稚園は半日保育でお楽しみ会が開かれたり、中国の子供たちにとってうれしい1日なのがうかがえます。
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