日本の国民的マスコットである「ドラえもん」のような存在が、イギリスでの「ひつじのショーン」です。イギリス国営放送BBCで放映されており、イギリスに住んでいると、インターネットBBCサイトから無料で作品を見ることができます。

ショーンは、『ウォレスとグルミット』シリーズの1作品に登場する羊のキャラクターで、その後、ショーンを主人公としたTVアニメシリーズ「Shaun the Sheep(ひつじのショーン)」が誕生しました。






1話が10分弱のショートアニメが主流で、時々映画化されています。日本にも、映画やアニメのDVDが販売されているので、知っている方もいるかもしれません。イギリスでは、顔が黒いひつじが多く飼育されており、そのひつじがモデルになっています。

2015年には、チャリティーイベントとして、街中に日本鹿サイズの、色とりどりにペイントされたショーンたちが街に出没しました。最終日には、コベントガーデンにショーン一同が集まり、観光客が詰め掛けていました。

イギリスでは羊肉「ラム肉」が人気で、少し郊外に出ると羊の牧場がたくさんあります。クセが強いので、日本人にはあまり好評ではありませんが、イギリスではおふくろの味のようです。

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