マレーシアはマレー系、中華系、インド系の3つの人種から成り立つ国家です。
それぞれにお祭りがありますが、今回はインド系の「Deepavali(ディパバリ)」についてお伝えします。
ディパバリはヒンドゥー教の女神ラクシュミーをお祝いする日となっています。
10月末から11月初めのインド暦の第7番目の最初の日に行われます。
光が闇に勝利したことをお祝いするので別名「光のお祭り」も呼ばれています。
そのためヒンドゥー教の寺院や信者のお家や窓には、ランプやライトが飾り付けられてとてもきれいです。
ディパバリ当日は新しい服に身を包み、寺院にお参りするのが慣わしとなっています。
その後親戚同士で集まりご馳走を食べたり、プレゼントを交換したりするそうです。
光のお祭りだけあってディパバリ前後は毎晩あちらこちらで花火も上がり夜もにぎやかです。
そしてなんといっても「Kolam(コーラム)」と呼ばれるアートが至る所で見られます。
色を塗ったお米で地面に絵を描いているものですが、まるで絵の具で描いたようなすばらしいアートです。
砂絵にも似ていますがお米を使うのには理由があって、お米を食べに来る動物達にもおすそ分けを、という意味が込められているそう。
とってもカラフルできれいなので、この時期にマレーシアにいらしたらぜひいろんなコーラムを楽しまれてくださいね。
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