オーストラリアには、ペストとして嫌われる毒ガエル(Cane Toads)がオーストラリアのあちこちにいます。
もともとオーストラリアには棲息していなかったこの毒ガエル。海外から、サトウキビ畑のペストであるカブトムシを駆除するために持ち込まれたものでしたが、この毒ガエル、ペストであるカブトムシだけでなく、他の害のないグリーンガエルなど、なんでも食べてしまい、現在では毒ガエル自体がペストとなっています。
この毒ガエル、なんでも食べてしまうため、繁殖しすぎて今ではペストを食べるヒーローから、自身がペスト扱いになり、オーストラリアでは嫌われ者の生き物のひとつです。
オーストラリア大陸には今までいなかった生き物なので、他の生き物たちは耐性もなく、毒ガエル独り勝ちな感じで、どんどん繁殖し続けている状態です。
少し緑が残る庭先であれば、毒ガエルを見かけることもあるかもしれません。
最近では、道路で車に引かれたような毒ガエルを見かけることもあります。
文字通り、毒を持っているので、飼い犬が庭先で見かけて、遊んで毒を口に含んでしまうと、病気になったり、強い毒の場合は死に至ることもあります。
愛犬を外飼いしている場合は、様子などを見て、普段と違うようなら獣医のアドバイスを受けたほうがいいかもしれませんね。
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