アルタイ地区はことしの労働節の連休期間に初の「観光ブーム」を迎え、現地の宿泊施設への問い合わせと予約が増加した。アルタイ地区当局のデータによると、同期間、同地区を訪れた観光客の数は前年同期比45%増の10万6900人。観光収入も同比43.19%増の8616万1400元(約18億6000万円)に達した。
オンライン旅行予約プラットフォームの「飛猪(Fliggy)」によると、「我的阿勒泰」の放映以降、同サイト内で「アルタイ地区観光」の検索数が5倍に増え、同地区行きの航空チケットの予約数が50%以上の増加となった。レンタカーの予約数も2倍近くに増加したという。
宿泊施設の予約数も急激に増加している。民泊予約プラットフォーム「途家(TUJIA)」によると、アルタイ地区内の民泊施設の予約数は労働節の連休以降も増加傾向にあり、現在も高い水準を維持しているという。
また、ドラマの人気にともない、アルタイ地区だけでなく新疆ウイグル自治区全体への関心が高まっている。
オンライン旅行プラットフォーム「Qunar」によると、同自治区の北部に位置するイリ・カザフ自治州内の宿泊施設の予約数が、前年同時期より80%増加した。その他、ウルムチ市やカシュガル地区の宿泊施設の予約数も大幅に増えている。
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