中国・配車アプリ「滴滴出行」、第1四半期の1日平均取引件数が過去最高に=中国報道
中国・配車アプリ「滴滴出行」、第1四半期の1日平均取引件数が過去最高に=中国報道
中国の配車アプリ最大手の「滴滴出行(ディディ)」が、国内での1日あたりの平均取引件数が3250万件に達し過去最高値を記録した。

29日、同社が公布した業績報告書によると、2024年第1四半期(1‐3月)の売上高は前年同期比14.9%増の490億7200万元(約1兆840億円)。純損失が10億8300万元(約240億円)、調整後EBITA(利払い・税引き・償却前利益)が9億2300万元(約204億円)となった。

その中で、中国国内のモビリティ事業の収益が同比14.1%増の445億3800万元(約9900億円)、国際事業が同比43.9%増の24億3300万元(約540億円)となった。国内・国外事業共に安定的な増加率を維持している。

コアプラットフォームを通じた取引件数も増加を続けている。

総取引件数は同比30.3%増の37億5000万件。うち中国国内での取引件数が同比27.1%増の29億5000万件、国際業務の取引件数が44%増の7億9000万件だった。

1日あたりの平均取引件数は国内が3250万件、国外が870万件を記録し、いずれも過去最高記値となった。
Copyright(C) wowneta.jp