中国・国家統計局、1‐5月の固定資産投資は前年比4％増…不動産投資は低下＝中国報道

中国・国家統計局は17日、ことし1‐5月の全国固定資産投資（農家は除く）が前年同期比4.0％増の18兆8006億元（約416兆円）だったと発表した。不動産開発投資を除くと、全国の固定資産投資は同比8.6％の増加となっている。

分野別にみると、基礎設備投資が同比5.7％、製造業投資が同比9.6％の増加となっているが、不動産開発投資は同比10.1％の下降となった。

全国の新築住宅の販売面積が同比20.3％の減少、販売額も同比27.9％減の3兆5665億元（約79兆円）にとどまった。

民間投資は同比0.1％増。不動産開発投資を除くと民間投資は同比6.9％の増加となっている。

ハイテク産業への投資は同比11.5％の増加。うち、ハイテク製造業が同比10.4％増、ハイテクサービス業が同比14.3％増だった。

5月の固定資産投資（農家は除く）は前月より0.04％減少している。