中国の倉庫業指数は主要項目が著しく下落…前月比2.8~5.5減=中国報道
中国の倉庫業指数は主要項目が著しく下落…前月比2.8~5.5減=中国報道
中国物流購買連合会と中儲発展株式会社が共同で行った調査によると、7月の中国の倉庫業指数は前月比2ポイント下落の46.5となった。

項目別では、主営業務原価指数、平均在庫回転指数、従業員指数、業務活動予想指数が同比0.1~1.5ポイントの上昇となった。新規受注指数、営業利益指数、期末在庫指数は2.8~5.5ポイント下落した。

7月の平均在庫回転指数は同比0.1ポイント上昇の49.1だった。品目別では、鋼材、鉱産品、日用品、綿麻などの平均在庫回転指数が50を上回ったが、非鉄金属、化学工業製品、食品、衣類、家電などの指数は50を下回った。

期末在庫指数は同比5.5ポイント下落の42.5。品目別では、鉱産品、衣類、日用品、化粧品などの期末在庫指数が50を越えている。一方、鋼材、非鉄金属、化学工業製品、食品、家電などの指数は50未満となった。

7月の倉庫業指数は、新規受注指数、営業利益指数、期末在庫指数など主要項目の指数が著しく下落している。高温多雨の天候や不需要期の影響で倉庫業の需要も低下した。

しかし、中国の消費財需要が比較的良好なこと、倉庫業の業務活動予想指数が微増していることもあり、倉庫業界は今後、安定的な運行を回復するものと予想されている。
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