バンコクの路線バスは、2022年より最新型のEVバスに段々と置き換えられています。

そんな中、旧式でありながら現在も現役で走っているのが日本メーカーの赤いバスです。

メーカーは日野自動車、三菱自動車、いすゞ自動車のいずれか。
古くレトロな外観で、床も木製です。
窓はたいてい全開、ドアすら全開で走っている時もあります。
時おり黒煙を上げ大きな音を出しながら疾走する姿はノスタルジックで、どことなく可愛らしさも感じます。




バンコクでは毎年新しいホテルやショッピングモールが次々と建設され、ますます都市化が進んでいますが、その街並みとこの赤バスのレトロさの対比が非常に絵になります。

赤バスの料金は路線バスの中でも最も安く、たった8バーツ(約32円)。
しかも一律料金のため行き先を伝える必要がないので、旅行者でも乗りやすいです。

バンコクへ旅行で訪れて路線バスを利用したい場合は、1度はこの赤バスに乗ってみると新旧入り混じったバンコクの楽しさが味わえると思います。


Copyright(C) wowneta.jp