日本でバレンタインというと女性から男性にチョコレートをプレゼントする日というイメージですが、カナダでは子どもから大人まで、皆が大切な人に愛を伝える日と認識されています。
バレンタイン・デーは学校行事の一つにもなっていて、PreschoolやDaycareでも毎年クラスでバレンタインカードを交換し合います。
交換の仕方もユニークで、学校の図工の時間にティッシュ箱や小さな空き箱をデコレーションして自分専用のバレンタイン・ボックスを作り、バレンタイン当日はクラスメイトのボックスにカードやプレゼントを入れて回ります。

小さい子ども達がカードを交換する姿は想像すると微笑ましいですが、実はこのイベント、親にとっては一年で一番大変な作業!
私の子どもが通っていたPreschoolには16人の子どもと先生が2人いたので18人分用意しましたが、大きいPreschoolやDaycareでは30人分以上になったり、兄弟がいれば2倍、3倍の量になります。
ダラーショップ(日本でい100均のようなお店)に行けば30枚入りの小さなバレンタインカードセットが数多く並びますが、そこにひと工夫でステッカーやタトゥーシールをセットにするのが一般的ですので、想像するだけで大変ですね。

それでも、ひと工夫して皆の記憶に残るカードをプレゼントすることに闘志を燃やす親も少なくなく、それに触発された我が家では毎年折り紙で花やハート、動物などを人数分折ってカード代わりにしていました。
日本人が他にいなかったため、この折り紙カードが毎年大ヒット。
Preschoolの先生たちから「柄付きの折り紙が前回人気で取り合いになっちゃったから、今年は多めが良いわ!」とこっそりアドバイスをいただくほどでした。
海外に行く予定がある方は、是非折り紙を持参することをおススメします。


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