
ホイアンの旧市街地、チャンフー通りとグエン・チ・ミンカイ通りを結ぶ位置に、1593年に日本人街と中国人街を結ぶ橋として日本人が架けた橋があります。
その名は「来遠橋(らいえんばし)」ベトナム語ではLai Vien Kieu、または日本橋(にほんばし)ベトナム語でCau Nhat Banです。
世界遺産の街に日本人が建てた歴史的な橋があるなんて素敵ですよね!
筆者が訪れたのは修復が完成して間もない2024年の10月末ですが、老朽化のため修復した際にも日本人が携わったそうです。
幅3m、長さ18mの瓦屋根が付いた太鼓橋で、日本建築と中国建築の両方が反映されています。

橋の通行は無料ですが、中央部に設けられた祠(ほこら)へは入場料が必要です。
陽が出ている時間は、鏡のように川面に映る橋を眺められ趣と歴史を感じられます。
日が暮れてからはライトアップとランタンの光が燈って華やかな雰囲気になり、遠くからでも目が留まる存在感を放っていました。
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