
火山帯に位置していることから天然の温泉地が豊富なイタリア。
古代ローマ時代から続く「Terme(テルメ)」文化が今も受け継がれ、医療や美容、リラクゼーションなどの目的で多くの人が温泉地へ足を運びます。
日本の温泉と異なるのはお湯の温度が低めであること。
水着着用で男女分かれていません。

トスカーナ州には様々な温泉地がありますが、2021年に「ヨーロッパの温泉都市群」としてユネスコ世界遺産に登録されたのが「Montecatini Terme(モンテカティーニ・テルメ)」です。
フィレンツェやルッカ近郊に位置する温泉保養地で、古代ローマ時代から療養効果で知られ、温泉文化を築きました。
多くのスパ施設、リゾート感を漂わせるホテルやショップ、公園や並木道、花壇があり、朝早くからジョギングや散歩する人がいます。
この地で最も有名な温泉寺院が「Terme Tettuccio(テルメ・テットゥチョ)」。
18~20世紀のアールヌーヴォー建築と彫刻が美しく、優雅な気分で温泉を堪能できます。
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