ホイアンには3大名物料理と呼ばれている食べ物があります。そのうちの1つであるカオラウをご紹介します。
カオラウは米粉で作られた麺、豚肉、煎餅、レタス、もやし、香草、を丼の底に溜まった甘い醤油ダレに混ぜて食べる料理です。カオラウは伊勢うどんがルーツとも言われています。ホイアンにある井戸水でしか作れない麺なので、他の都市ではなかなか食べることが出来ません。ホイアンを訪れたら必ず食べておきたい料理です。
最初はローカルのカオラウ専門店に行きました。地元でも人気のお店のようで、お昼過ぎには売り切れ閉店してしまいます。メニューはもちろんカオラウのみ。店内はライムや紙屑などのゴミが散らばっていて、ローカル感満載のお店です。
待つこと10分、カオラウとご対面です。茶色っぽい色をしたカオラウ麺にお肉と野菜がたっぷり乗っています。これをかき混ぜて、ライムを搾って食べます。
米粉の麺はコシのないフニャフニャのイメージがありましたが、カオラウ麺はもちもち食感がうどんに似ていました。ドクダミなどの苦味の強い香草が入っていますが、パンチの効いた醤油に近い味のタレが絡んで、美味しく食べられます。
さらに別のお店でも注文。ローカル居酒屋のようなお店のカオラウは、ソース焼きそばのような甘みがあり、ベトナム料理初心の方でも食べやすい味でした。やはりお店によってタレの味や香草などの具材は異なるようです。ぜひホイアン名物のカオラウを食べてみてください。
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