5月も中旬になるとメキシコも雨季になり、スコールがやってきます。
スコールになると普段とは違う状態になるので注意が必要です。
まず、スコールは16時から18時ぐらいまでに始まることが多く、1時間から2時間程度続きます。
スコールは非常に激しく、傘は役に立ちません。
このため、現地の人は雨宿りをしながら待つというのが一般的です。
また、スコールになるとタクシー利用者が増え、さらに道には大きな水たまりができるようなところも多いので交通麻痺が起こることもあります。
メキシコの人はこうした状況も慣れっこで、スコールが終わるのを静かに待っています。
いつからスコールが始まるのか予想をすることは難しく、警報のようなものもないので、雲の動きや雷鳴などを聞きながら自分で判断するしかありません。
スコールは季節の変化も表しており、スコールがやってくる時間が遅くなればなるほど、雨季の終わりを表しています。
国土の広いメキシコでは場所によって雨季の時期が異なるので、ガイドブックなどを参考に下調べしておくことが大切です。
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